リコー、270億パラメータの省電力LLM投入、PCサーバで低コスト導入

■独自モデルマージでgpt-oss-20b級の性能を実証

 リコー<7752>(東証プライム)は12月8日、Googleのオープンモデル「Gemma 3 27B」をベースに、オンプレミス導入に最適な日本語LLMを開発したと発表した。独自のモデルマージ技術と約1万5千件のインストラクションデータによる追加学習を通じ、高い応答性と執筆性能を両立させた非推論モデルとした。

 同モデルは270億パラメータとコンパクトながら、日本語ベンチマーク「ELYZA-tasks-100」や「Japanese MT-Bench」において、米OpenAIの「gpt-oss-20b」など最先端モデルと同等性能を確認した。PCサーバで構築可能な点も特徴で、省エネ化と低コスト化に寄与する。

 12月下旬からは、エフサステクノロジーズの「Private AI Platform on PRIMERGY」に量子化モデルと生成AI基盤「Dify」を組み込み、リコージャパンを通じて提供を開始する。ノーコードで業務向け生成AIの構築が可能となり、伴走支援により人材不足の企業でも活用を促進する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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