【株式市場】日経平均、小幅続落18円安、値がさ半導体株安が重荷

■米株高が支えも、国内金利動向に警戒感

 12月8日、日経平均株価の前引けは前営業日比18円03銭安の5万0473円84銭と小幅続落した。前場の東証プライム市場の売買高概算は9億9221万株、売買代金は2兆4655億円だった。一方、TOPIXは13.87ポイント高の3376.43と小幅に上昇した。

 東証プライム市場の騰落銘柄数は値上がり1228銘柄、値下がり322銘柄、変わらず59銘柄で、値上がりが全体の約76%を占めた。業種別では33業種中28業種が上昇し、不動産、非鉄金属、建設、倉庫・運輸が上昇率上位となった。下落は銀行、小売、情報・通信など5業種にとどまった。

 米国株高が相場の下支えとなった一方、国内長期金利の動向への警戒感が重荷となり、値がさの半導体関連株の下落が指数を押し下げた。市場では利益確定売りと押し目買いが交錯し、方向感に乏しい展開が続いた。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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