【株式市場】NY株高に金融政策期待も加わり日経平均は一時260円高まで上げる

株式

◆日経平均は2万2474円65銭(214円86銭高)、TOPIXは1573.57ポイント(11.72ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億2602万株

 6月26日(金)前場の東京株式市場は、NY株の反発などを受けてトヨタ自動車<7203>(東1)ファナック<6954>(東1)などが高く始まり、日経平均は株価指数先物高も受けて164円高で始まった。ほどなく、日銀総裁が国際機関のオンライン会議で状況を注視する姿勢と伝えられ、みずほFG<8411>(東1)野村HD<8604>(東1)なども高い。日経平均は11時過ぎに260円50銭鷹(2万2520円29銭)まで上げて前引けも大幅高を保った。

 日本エアーテック<6291>(東1)が新型コロナ対策で換気装置やクリーンパーテーションなど需要増とされて活況高。イムラ封筒<3955>(東2)は国勢調査需要や衆議院解散説などで高値を更新。アンジェス<4563>(東マ)は大阪市大との契約などが材料視され5月急騰時の高値を更新、ANAP<3189>(JQS)は引き続きAIによる人物画像など形成装置への期待が衰えないようで2日ぶりに高値を更新。

 東証1部の出来高概算は5億2602万株、売買代金は9498億円。1部上場2168銘柄のうち、値上がり銘柄数は1267銘柄、値下がり銘柄数は789銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種が値上がりし、証券・商品先物、倉庫・運輸、保険、銀行、建設、その他金融、海運、卸売り、などが高い。(HC)

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