ノーリツ鋼機、建材機器のセンクシアを690億円で子会社化、新成長領域を開拓

■データセンター需要取り込み、部品・材料周辺事業を拡張

 ノーリツ鋼機<7744>(東証プライム)は1月15日、建材機器メーカーのセンクシアを株式取得により子会社化すると発表した。取得株式数は48万8200株で議決権比率は100%となる。取得価額は概算で690億円。中期経営計画「FY30」で掲げるM&Aによる非連続成長の一環で、新領域投資とともに「部品・材料」セグメントの周辺領域拡張を狙う。

 センクシアは1960年代から建築構造・フロア部材分野を牽引し、「フリーアクセスフロア」をはじめ多くのNo.1/Only1製品を有する。データセンターやクリーンルーム需要、自然災害対策やインフラ老朽化対応といった社会課題を背景に、安定した成長が見込まれる事業基盤を築いている。

 ノーリツ鋼機は同件を通じて、グループ成長の加速とROE向上を図り、安定的な株主還元強化につなげる方針だ。資金は手元資金300億円とブリッジローン500億円で調達し、取得後は資産売却などで財務基盤の強化を進める。株式譲渡実行日は2月2日を予定し、2026年12月期から連結業績に反映される見通しである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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