NTTドコモビジネスなど8社、横浜市で自動運転バス実証開始

■ローカル5Gと路側インフラ活用、レベル4社会実装を視野

 NTT<9432>(東証プライム)グループのNTTドコモビジネスは1月16日、横浜市において自動運転バス走行に関する実証実験を開始すると発表した。同社を代表機関とし、NTTアドバンステクノロジ、NTTデータ経営研究所、スタンレー電気<6923>(東証プライム)、東海理化<6995>(東証プライム)、ドコモ・テクノロジ、相鉄ホールディングス<9003>(東証プライム)傘下の相鉄バス、先進モビリティの計8社で構成するコンソーシアムが横浜市と連携して実施する。都市部で深刻化するバス運転者不足や交通混雑、狭あい道路での安全確保を背景に、通信制御技術と路車協調技術を融合した自動運転レベル4の安定運行モデル構築を目的とする。同実証は総務省の令和6年度補正予算「地域社会DX推進パッケージ事業」に採択されている。

 実証期間は2026年1月17日から22日までで、相鉄本線鶴ケ峰駅からよこはま動物園ズーラシア北門までの往復約10.6キロ区間を走行する。自動運転レベル2のバス2台を用い、無線リソース最適化による通信切断や劣化の抑制、大容量映像データの安定伝送を検証する。あわせて、エッジ基盤を活用したリアルタイム映像処理により、1人の監視員が2台を同時に監視できる遠隔監視体制の有効性を確認し、運行の省人化と効率化を図る。

 さらに、ローカル5Gとキャリア5Gを併用し、路側に設置したLiDARやカメラ、スマート道路灯などの情報を統合制御することで、見通し不良区間や狭あい道路での減速や離合判断を支援する。実証を通じて得られた知見は、横浜市のみならず全国の都市部に共通する交通課題への対応策として整理し、都市型自動運転バスの社会実装につなげる方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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