メタプラネット、円建てステーブルコイン「JPYC」に最大4億円投資

■新子会社「メタプラネット・ベンチャーズ」初案件、円建てステーブルコイン市場へ

 メタプラネット<3350>(東証スタンダード)は3月12日9時、ビットコインエコシステムおよび関連金融インフラへの投資を目的とした完全子会社「メタプラネット・ベンチャーズ」を設立し、同社を通じて日本円建てステーブルコイン「JPYC」を発行するJPYCのシリーズB資金調達ラウンドに最大4億円を投資する基本合意書を締結したと発表した。投資は同子会社による初の案件となり、日本のデジタル資産市場における円建て決済インフラの確立を見据えた戦略投資と位置付ける。

 JPYCは金融庁の資金移動業者登録を取得した日本初の円建てステーブルコイン事業者で、日本国債を中心とした準備資産で裏付けられた完全準備型の日本円ステーブルコインを発行している。2025年10月の発行開始以降、国内の円建てステーブルコイン市場で主導的地位を確立している。メタプラネットは、ビットコイン取引の決済がデジタルネイティブなインフラへ移行する流れを踏まえ、日本におけるデジタル決済レイヤーで早期のポジション確保を狙う。

■米国に資産運用子会社設立、ビットコイン資本市場の投資商品展開へ

 同社はビットコインを基盤とする金融サービスと円建てデジタル決済の融合により、証券トークン化、デジタル資産商品の分配、ビットコインレンディングや担保インフラ、統合ウォレットなど多様な金融サービスの展開可能性を見込む。加えて、米国では資産運用事業を担う完全子会社「Metaplanet Asset Management Inc.」の設立も決議した。ビットコイン関連投資商品などの資産運用事業を通じ、アジアと欧米資本市場を結ぶ運用プラットフォーム構築を目指す。なお、いずれの施策も2026年12月期の連結業績への影響は軽微と見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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