ソフトバンクグループ傘下のPayPay、米ナスダックへ、公開価格16ドルで新規上場
- 2026/3/12 09:54
- IR企業情報

■ナスダック上場、公開価格16ドルに決定
ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)は3月12日9時30分、子会社PayPayが米国ナスダック・グローバルセレクトマーケットへの新規上場(IPO)における公開価格を1ADS当たり16米ドルに設定したと発表した。今回の新規公開では合計54,987,214ADSの募集・売出しが行われ、同社株は同日(米国時間)より「PAYP」のティッカーシンボルで取引を開始する見込みだ。新規公開の完了は3月13日(米国時間)を予定している。
■SVF2が3億83百万ドル分を売出し、持ち株比率は28.84%へ低下
今回の新規公開の内訳は、PayPayが新たに発行する31,054,254ADSと、ソフトバンクグループが最終的に支配権を有する投資ファンドのSVF II Piranha (DE) LLCが売り出す23,932,960ADSの合算となる。SVF II Piranhaの売出し総額は3億83百万米ドルに上り、同ファンドによるPayPayの持ち株比率はIPO前の34.00%から28.84%へと低下する。なお、引受人にはオーバーアロットメント発生時に備え、最終目論見書の日付から30日間、最大8,248,081ADSを追加購入できるオプションが付与されている。
■国内でも865万ADS売出し、みずほ証券・PayPay証券が担当
国内投資家向けの売出しも並行して実施される。全体54,987,214ADSのうち8,653,079ADSが国内売出しの対象となり、売出価格は海外と同様の1ADS当たり16米ドルに設定された。国内売出しではみずほ証券が申込取扱金融商品取引業者を、PayPay証券が販売委託先金融商品取引業者をそれぞれ務める。海外向けのブックランニング・マネージャーはGoldman Sachs & Co. LLC、J.P. Morgan、Mizuho Securities USA LLC、Morgan Stanley & Co. LLCの4社(アルファベット順)が共同で担当する。
■3社の連結子会社維持、連結業績への重要な影響なし
ソフトバンクグループは、新規公開完了後もPayPayが引き続き同社およびソフトバンク<9434>(東証プライム)、LINEヤフー<4689>(東証プライム)それぞれの連結子会社であり続けると説明している。新規発行および売出しによる売却益相当額は連結損益計算書には計上されず、連結財政状態計算書の資本剰余金として処理される。同社は今回のIPOが各社の連結業績や財政状態に重要な影響を及ぼすことはないとの見通しを示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























