本日上場2銘柄のうちケイアイスター不動産は公開価格の7%高で初値

株式市場 IPO 鐘

■今期大幅増益の見込みでPERは6倍台のため割安感が

 24日新規上場となった2銘柄のうち、ケイアイスター不動産<3465>(東2・売買単位100株)は注文住宅や分譲住宅などを展開し、埼玉県を発祥として北関東地区や首都圏に拡大する。買い気配をセリ上げる好調な始まりとなり、9時13分に公開価格1200円を7%上回る1282円で初値がついた。その後1300円と上値を追っている。

 2016年3月期の業績見通し(単体)は、売上高が前期比12.4%増の363.0億円、営業利益は同39.1%増の21.0億円、純利益は同2.1倍の12.5億円、1株利益は196円84銭。

 公開価格でのPERは6.1倍になり、たとえばタマホーム<1419>(東1)のPER12倍との比較では割安さが目立つ。

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