ヨシムラ・フード・HDが急動意、「中国が日本産水産物の輸入再開へ」と伝えられ注目再燃

■グループに北海道産ホタテ加工企業などあり輸出再開なら買いの見方

 ヨシムラ・フード・HD(ヨシムラ・フード・ホールディングス)<2884>(東証プライム)は9月20日、一時13%高の1914円(225円高)まで上げて2018年以来の1900円台に進み、その後は売買交錯だが上値を探る相場となっている。北海道産のホタテ加工企業をグループ化するなどで高く展開を行い、「中国が日本産水産物の輸入再開へ…日中両政府、処理水の海洋放出巡る対立解消で一致」(読売新聞のニュースサイト9月20日午前5時)と伝えられ、停止している中国向けの輸出再開に向け期待が広がった。

 報道によると、国際原子力機関(IAEA)主導で福島第一原子力発電所の処理水の海洋でのモニタリング(監視)を拡充することになった。「調査範囲の拡大を求めてきた中国は歓迎する見通しで、これにより、中国の日本産水産物の輸入再開に向けた動きが加速する」(同)と伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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