【株式市場】NY株がV字回復となり中国株は小安い程度のため日経平均は反発

株式市場

◆日経平均の前引けは1万8527円35銭(76円37銭高)、TOPIXは1514.25ポイント(4.58ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億7690万株

 5日前場の東京株式市場は、NY株の276ドル安を見て手控える雰囲気はあったが、一時467ドル安からV字型に大きく持ち直したため安堵感があり、日経平均は10時過ぎの123円46銭安(1万8327円52銭)を下値に回復に転じた。10時半を回ると、中国株が小幅安程度の始まりになったため警戒感が後退し、前引けは76円37銭高(1万8527円35銭)と反発した。半面、東証2部指数と日経JASDAQ平均が軟調。

 業績予想を増額したアドヴァン<7463>(東1)が急伸し、さくらインターネット<3778>(東1)は引き続き「フィンテック」(金融とITの融合)技術などへの期待などから大幅続伸。日本アビオニクス<6946>(東2)は「ドローン」(無人飛行体)関連株とされて続伸し、ラクーン<3031>(東マ)は引き続きスマートフォンの無料通話アプリ「LINE」との提携などが材料視されて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は10億7690万株、売買代金は1兆1731億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は1169銘柄、値下がり銘柄数は624銘柄となっている。

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