保土谷化学が続伸し「有機ELパネル」関連株の人気化に期待強まる

銘柄 相場欄

■先行人気の「フィンテック」株に続いて物色のホコ先が回る期待

 保土谷化学工業<4112>(東1・売買単位千株)は6日、2日続伸の始まりとなり、取引開始後に241円(10円高)まで上げて出直りを強めている。「有機ELパネル」関連株と位置づけられ、2015年11月に米アップル社が次期「iPhone(アイフォーン)」などのタッチパネルに有機ELパネルを採用するとの観測報道が出た際にストップ高。有機ELパネルも今年の株式市場の主要な物色テーマとされるため、いま活況となっている「フィンテック」(金融とITの融合)関連株に続く人気化を期待する様子がある。

 11月の急騰時には257円まで上げて2012年以来の高値に進んだ。その後は高値圏でモミ合い、日柄調整が進んできた形になっている。

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