【銘柄フラッシュ】リアルワールドなど急伸し北朝鮮リスクの石川製作所も高い

銘柄

 8日は、中国当局が「サーキットブレーカー」の制度を中止すると伝えられ、中国株式は前後場とも反発して推移。半面、前場は小動きだった防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)が13時過ぎから再び強張り5.2%高と動意を強め、「ゴエモンさんが動いている間はジッとしているしかない」と北朝鮮を巡る地政学的リスクを警戒する様子があった。

 引き続き「フィンテック」(金融とITの融合)関連株の物色が旺盛で、さくらインターネット<3778>(東1)インフォテリア<3853>(東マ)は「ブロックチェーン」の実証実験プラットフォームを展開との発表が好感されてインフォテリアが朝方からストップ高の16.8%高。さくらインターネットは後場ストップ高まで上げて25.9%高。リアルワールド<3691>(東マ)は仮想通貨ビットコイン取引のビットフライヤー(bitFlyer)との提携などでフィンテック関連とされ23.3%ストップ高。

 エスケイジャパン<7608>(東1)はコマンドエヌ(京都府)による買い付け後の思惑・憶測が再燃とされて10.9%高と出直りを強め、星光PMC<4963>(東1)は「新機能材料展2016」(1月27~29日)への出展などが言われて7.9%高となり高値を更新。関東電化工業<4047>(東1)は韓国自動車メーカーのハイブリッド車本格化報道を受けてリチウムイオン電池に再び注目とされて10.1%高。

 DNAチップ研究所<2397>(東2)はうつ病遺伝子研究に関する発表などが言われて20.0%ストップ高。データセクション<3905>(東マ)は人工知能による新サービスなどが好感されて一時ストップ高の17.9%高となり大引けも17.4%高。リプロセル<4978>(JQS)はゴールドマン・サックス証券が買い推奨とされて11時過ぎからストップ高の21.7%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る