シャープが12%高まで上げ産業革新機構主導での再建など好感

シャープ

■目先は出尽し感あるようだが07年から続く長期低落に変化の期待

 シャープ<6753>(東1・売買単位千株)は22日、取引開始後に12%高の143円(15円高)まで上げ、10時にかけては出来高も東証1部の2位となっている。今朝の日本経済新聞が、「官民ファンドの産業革新機構主導で再建を目指すことが固まった」などと伝え、数年前のパナソニック<6752>(東1)ソニー<6758>(東1)の大きな株価回復などを連想する様子がある。目先的には、昨日急伸した際の取引時間中の高値151円を上抜いていないため材料出尽し感があるようだが、大勢では2007年から続く長期低落相場に変化が出る期待が強いようだ。

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