【銘柄フラッシュ】ジェクシードなど急伸し阿波製紙は2日連続ストップ高

銘柄

 27日は、ダイハツ工業<7262>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)による完全子会社化の観測報道を材料に買い気配のままストップ高を続け、14時25分にストップ高で売買が成立。大引けにかけては売買交錯となり16.4%高。同じく提携観測報道のスズキ<7269>(東1)は11.4%高。すでにトヨタが1位株主の富士重工業<7270>(東1)も思惑が出て4.4%高。トヨタ自動車も3.8%高となった。

 オルトプラス<3672>(東1)グリー<3632>(東1)の中国展開などが連想や思惑を呼んだとの見方があり26.8%ストップ高。サイバネットシステム<4312>(東1)は3次元形状モデリングシステムや近未来の新技術として注目されるAR(拡張現実)、VR(仮想現実)技術関連株物色が衰えず4日連続ストップ高の20.4%高。スターティア<3393>(東1)もAR、VR関連株として一時3日連続ストップ高の21.0%高まで上げ大引けは10.2%高。gumi(グミ)<3903>(東1)は1月28日配信開始の新ゲームの事前登録者数30万人突破発表などが好感されて一時ストップ高となり大引けも15.8%高。

 阿波製紙<3896>(東2)は引き続き和紙伝来の紙すき製法を応用した炭素繊維強化プラスチックに関する報道などが期待材料視されて2日連続ストップ高の20.2%高。アルチザネットワークス<6778>(東2)は1月第2四半期の業績などが注目されたようで18.9%ストップ高。

 シリコンスタジオ<3907>(東マ)は3D技術とAR(拡張現実)技術の融合期待などが言われてストップ高の20.5%高。アークン<3927>(東マ)はセキュリティ関連株の中で直近の下げが厳しく、厚労省のホームページが25日夜に続き26日夜も再び障害発生と伝えられ、反騰幅の大きさに期待が強まったとされて17.9%ストップ高。ジェクシード<3719>(JQS)はソフトバンクとの代理店契約などが好感されてストップ高の28.8%高。モジュレ<3043>(JQG)は22日に新株発行・新株予約権発行の完了を発表し、M&A資金に充てるとしているため期待が強まったとされて15.8%ストップ高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る