理経は北朝鮮のミサイル発射警報と関連づけられるが今のところ動きなし

株式市場 銘柄

■「Jアラートシステム」担い「ドローン」関連株としての期待も内包 

 理経<8226>(東2・売買単位100株)は4日の後場13時にかけて243円(3円安)前後と小安くなり、朝方の256円(10円高)を上値に小動きとなっている。北朝鮮のミサイル発射などを探知して各自治体などに緊急通報する「Jアラートシステム」(全国瞬時警報システム)の受信機などを担い、過去、警戒感や緊張が高まると動意を強めたことがあったとされる。この点で、本日は発射の確率が後退したような相場になっている。発射は早朝に行われることが多いとの見方もある。

 同社株はこのところ「ドローン」(小型無人飛行体)活用に向けた自治体の積極姿勢や規制緩和への期待などが材料視され、年明け1月から波状的に活況高となって上値を追う相場となってきた。5月に「伊勢志摩サミット」(主要国首脳会議)が開催されるため、「ドローン」関連株を刺激しそうなニュースはサミットに向けて本格化する可能性がありそうだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る