ケンコーマヨネーズは第3四半期業績の発表とともに通期業績予想と配当の上方修正を発表
- ■マヨネーズ・ドレッシング類、サラダ・総菜類、タマゴ加工品と何れも順調に売上を伸ばす
ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)は、第3四半期業績の発表とともに通期業績予想と配当の上方修正を発表した。マヨネーズ・ドレッシング類、サラダ・総菜類、タマゴ加工品と何れも順調に売り上げを伸ばしたことで、当初予想を上回る見込みとなった。
今期16年3月期第3四半期連結業績は、売上高505億03百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益28億33百万円(同21.9%増)、経常利益28億10百万円(同31.2%増)、純利益21億88百万円(同75.4%増)と増収大幅増益となった。
最終利益については、増収効果に加え、持分法適用関連会社の全株式を譲渡したことに伴う法人税等の減少と為替差益が発生した影響で経常利益の伸び率を大幅に上回る大幅増益となった。
第3四半期が当初予想を上回るペースで推移したことから、通期業績予想と配当の上方修正を発表した。
今期16年3月期連結業績予想の売上高は、前回予想を28億円上回る660億円(前期比9.4%増)、営業利益は2億70百万円上回る33億20百万円(同10.6%増)、経常利益は3億円上回る33億円(同18.8%増)、純利益は1億60百万円上回る19億30百万円(同17.5%増)と増収2ケタ増益を見込む。
配当については、当初期末配当を14円としていたが17円に上方修正した。その結果、第2四半期末の11円と合わせ年間28円となる。前期23円であったから5円の増配となる。
第2四半期の上方修正に続き、今期2回目の上方修正となったが、通期業績予想に対する第3四半期の進捗率を見ると、売上高76.5%、営業利益85.3%、経常利益85.2%、純利益113.4%と利益面でなお高い進捗率となっている。
カテゴリー別記事情報
ピックアップ記事
-
■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調
帝国データバンクの調査により、「熱中…
-
■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る
吉野家ホールディングス<9861…
-
■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献
シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
ピックアップ記事
-
■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ
足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
-
■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ
「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
-
■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に
イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
-
■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ
コメ価格が高騰する「食料安全保…
-
■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上
『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
-
■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去
またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…
アーカイブ
「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。