伊藤忠商事が直近の安値から21%上げ回復の強さ目立

株式市場 銘柄

■原油回復など材料視されヘッジファンドなど買い戻し旺盛

 伊藤忠商事<8001>(東1・売買単位100株)は18日、後場も1400円(37円高)台で4日続伸基調が続き、取引時間中としては2月2日以来の1400円回復となった。本日の買い材料としては、米WTI原油先物が1バレル30ドル台を回復したこと、インドネシアなどで発電所の設計や建設技術を評価するコンサルティング事業を開始と日経産業新聞が伝えたことなどが言われ、資源市況の下落に乗じて売り込んできたとされる海外ヘッジファンドなどによる買い戻しも引き続き旺盛との見方がある。2月12日には一時1170円まで下押し、この安値からは本日で21%の上昇。回復の強さに注目する様子もある。

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