旭化成や三井住友建設が反発しマンションが傾いた関連株は高安混在

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 旭化成<3407>(東1・売買単位千株)は朝方に5.8%高の740.9円(40.4円高)まで上げ、3日ぶりの反発となっている。横浜市の大規模マンションが一部で傾き、子会社の旭化成建材による基礎杭のデータ改ざんが明らかになった問題を受け、昨20日に記者会見を行ったことが一定の評価を得たとの見方が出ている。今後も費用負担などに一喜一憂する展開が予想されるが、自動車メーカーのリコール問題などを例に取ると、総費用など金額面の概要がつかめた段階で懸念はヤマを越えることが少なくないようだ。この問題の関連株は、三井不動産<8801>(東1)が1.2%安、三井住友建設<1821>(東1)が0.9%高、日立ハイテクノロジーズ<8036>(東1)が0.5%高となっている。

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