【銘柄フラッシュ】インタートレードが急伸しLINE、FX関連株も活況高

銘柄

 7日は、日経平均が朝方を除いて1万7000円の大台を更新できない中で、東芝<6502>(東1)が医療機器事業の売却報道などを材料に7.0%高、シャープ<6753>(東1)が台湾・鴻海精密工業による債務や資産の内容精査の終了接近観測報道などを材料に7.3%高、エアバッグ問題が記憶に新しいタカタ<7312>(東1)は5.7%高など、投資評価の分かれる銘柄の強さが目立った。いま現在は「ワケあり銘柄」だが、数年前のパナソニック<6752>(東1)ソニー<6758>(東1)のように、ふり返ってみれば絶好機になる可能性があるとの見方がある。

 無料対話アプリ運営のLINE上場観測の再燃を受け、LINE関連株と位置づけられる銘柄の中に急伸銘柄が出現し、エムアップ<3661>(東1)が18.4%ストップ高、ネオス<3627>(東1)もストップ高の17.3%高、アドウェイズ<2489>(東マ)もストップ高の17.2%高、メディア工房<3815>(東マ)もストップ高の16.5%高、ネットイヤーグループ<3622>(東マ)もストップ高の19.1%高。

 また、マネーパートナーズグループ<8732>(東1)はFX(外国為替証拠金)取引市場の売買増加などが材料視されて前場ストップ高の17.1%高に達し、後場も高値圏で推移して大引けは11.7%高。マネースクウェアホールディングス<8728>(東1)は後場一段上値を追う場面を見せて大引けは10.4%高、FX取引システム開発などのインタートレード<3747>(東2)も後場一段高のストップ高となり25.6%高。

 くろがね工作所<7997>(東2)は金庫が人気とされて17.3%高。また、不動産事業などのRISE<8836>(JQS)は日銀の黒田総裁が講演でマイナス金利の効果は早い時期に住宅投資にプラスと語ったと伝わり大引けにかけて一段高の16.7%高。インベスターズクラウド<1435>(東マ)は10.7%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る