【引け後のリリース】日立製作所の陽子線がん治療システムが米大手病院で治療を開始

引け後のリリース

■世界143か国から患者を受け入れ年130万人以上を治療するメイヨー・クリニック

 日立製作所<6501>(東1・売買単位千株)は15日の大引け後、米国で著名な大手総合病院メイヨー・クリニック(Mayo Clinic)のアリゾナ州フェニックスの病院に陽子線がん治療システム「PROBEAT-V」を納入し、3月14日から治療を開始したと発表した。本日の株価終値は530.2円(5.1円安)だった。

 発表によると、メイヨー・クリニックは、米国大手の総合病院であり、全米50州、世界143か国から患者を受け入れており、年間130万人以上の患者を治療している。診療と医療に加えて、教育・研究も総合的に行う米国でもトップクラスの医療体制を整えた医療機関であり、アメリカの歴代大統領や国内外の要人が治療を受けたことで知られている。

 日立製作所は、同病院のロチェスターキャンパス(ミネソタ州ロチェスター)においても今回と同じシステムを納入しており、2015年6月に治療を開始している。これにより、米国内で稼働する日立のシステムは4つとなり、現在は1施設が新たに建設中だ。

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