【狙い場・買い場】新日鉄住金の利回り1.7%に注目、業績よく下値不安乏しい

狙い場・買い場

新日鐵住金<5401>(東1・売買単位1000株)の今3月期配当は年5円の見通しで株価280円台は利回り1.74%と魅力がある。

とくに、国債10年物利回りが0.3%前後という低さからみれば2%近い利回りは大いに注目できる。

株価についても下値不安は乏しいとみていい。2013年9月の359円以降、調整は日柄、値幅とも十分。とくに、週足では昨年6月から26週線前後でのモミ合いが続いている。

業績は今期の経常利益4000億円(前期3610億円)と増益見通し。四季報では今期配当を年6円と予想している。仮に、実現すれば利回り魅力はいっそう増す。

昨年半ばから、「10銭刻み」となったことで個人投資家の人気は離れたが、決算期接近で再び見直しのできるところに来ているといえるだろう。(甘栗)

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