【銘柄フラッシュ】ジーンズメイトが急伸しベルギーのテロでサクサHDなども高い

銘柄

 23日は、DeNA(ディー・エヌ・エー)<2432>(東1)が自動運転技術の実用化に向けてトヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車大手が共同開発という報道や、仮想現実「VR」技術を野球映像に活用する取り組みなどを好感して約3ヵ月ぶりに2000円台を奪回し2.8%高となり、ベリサーブ<3724>(東1)も高度道路交通システムなどが連想されて6.9%高となり2007年以来の高値。サイバネットシステム<4312>(東1)は先端的運転支援システムを手がけるとされて6.7%高。アイサンテクノロジー<4667>(JQS)は3次元地図情報システムなどが想起されて出直りを強めて4.6%高となった。

 きちり<3082>(東1)はiPad(アイパッド)を活用したSaaS型POSシステム「ユビレジ」開発などを行うユビレジ(東京都渋谷区)との業務提携が好感されてストップ高の15.6%高。ジーンズメイト<7448>(東1)は月次売上高などを好感して前後場ともストップ高の26.5%高を継続。ファーストロジック<6037>(東1)投資用不動産サイトなど運営のため公示地価の8年ぶり上昇などが材料視されて8.2%高。

 サクサホールディングス(サクサHD)<6675>(東1)は「顔」認証システムで知られるため、ベルギーで発生した連続爆発テロが連想材料になったようで11.9%高。真珠のTASAKI<7968>(東1)は米州やアジアからの旅行客が欧州を避けて日本に足を運ぶ期待などが言われて8.3%高の続伸、近畿日本ツーリストのKNT-CTホールディングス<9726>(東1)も国内旅行が増加するとの思惑などから後場一段ジリ高の5.0%高。

 フジタコーポレーション(フジタコーポ)<3370>(東マ)は北海道新幹線の開業効果などに期待とされて3日連続ストップ高の17.6%高。ALBERT<3906>(東マ)は「ディープラーニング」や「AI」(人工知能)関連株としてストップ高の20.1%高。MRT<6034>(東マ)は3月末の株式2分割などが材料視されて連日ストップ高の18.6%高。

 上場3日目のアグレ都市デザイン<3467>(JQS)は公示地価の回復などが材料視されて初めて反発し14.5%高。トリケミカル研究所<4369>(JQS)は決算好調で本日午後に決算説明会とされて期待強まり10.2%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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