ハウスドゥが訪日旅客数の拡大政策など材料に上場来の高値

銘柄

■「民泊」事業に積極的で連続最高益の業績も安心感

 不動産業のフランチャイズ展開などを行うハウスドゥ<3457>(東マ・売買単位100株)は31日、11%高の2490円(246円高)まで上げて株式分割などを考慮した上場来の高値を2日連続更新し、14時現在も190円高前後で活況高となっている。

 訪日外国人(インバウンド)マーケットを意識した「民泊」の活用に向けてイー・旅ネット・ドット・コム(東京都港区)と業務提携の検討を開始したと3月10日に発表しており、政府が2020年の訪日旅客数を現在の2倍に拡大する方針を打ち出したため連想買いが集まったとの見方が出ている。

 2016年6月期は連続の最高益更新となる見込みのため買い安心感がある。株価水準はPER29倍になるが、このところの株式市場では低PER銘柄よりも高PER銘柄が評価の高い証拠とされて注目を集める例が少なくないようだ。

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