日本カーバイドがFPD展示会に「空中ディスプレイ」とされて急伸

株式市場 銘柄

■「空中結像」技術のアスカネットも一時10%近く急伸

 日本カーバイド工業<4064>(東1)は7日、後場も38%高の160円(44円高)前後で売買をこなし、14時30分にかけて東証1部銘柄の値上がり率1位。世界最大級のフラットパネルディスプレイ(FPD)展示会「ファインテック ジャパン」(4月6日~8日、東京ビッグサイト)に「空中ディスプレイ」を展示とされて注目が集まった。

 160円台は1月6日以来になり、テクニカル的には2月の安値106円と4月の直近までの安値115円が「ダブルボトム」(2点底)を形成したことになるようだ。2013年から2年半以上の長期調整が続いてきたため、相場が枯れきって着火しやすい状態との見方があり、どの程度まで反騰するか注目されている。この急騰を受け、「空中結像」技術で知られるアスカネット<2438>(東マ)も一時10%近く急伸して出直りを強めている。

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