東芝が9日続伸の高値更新となり自動運転システムの開発に注目

株式市場 銘柄

■売り残が高水準な状態でジリ高とあって買い戻したい雰囲気続く

 東芝<6502>(東1・売買単位100株)は14日、13時を過ぎて1.7%高の372.5円(6.0円高)前後となり、昨日までの8日続伸に続いて連日の年初来高値更新となっている。13日付で3本のニュースリリースを発表し、このうち自動運転システムの開発が注目されている。

 13日付で発表した3本のニュースリリースは、(1)海外子会社に対する破産宣告、(2)当社に対する損害賠償請求訴訟の提起、(3)車載向け画像認識プロセッサを用いた自動運転システムを開発。表題だけを見比べると2対1で株価は下がりそうな印象だが、海外子会社の件と損害賠償請求訴訟の件は予想されていたようで、悪材料としての新鮮味はないとの見方が出ている。

 本日も高く終われば9日続伸のため、そろそろ一服しても不自然ではないが、信用売り残が依然高水準のまま株価はジリ高とあって、買い戻しの注文が株価を支える状態になっているようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る