ローツェは熊本地震で工場を一部停止するが代替生産とし年初来の高値

株式市場 銘柄

■2016年2月期の連結決算は営業利益が3.8倍など好調

 半導体ウエハ搬送装置などのローツェ<6323>(東2・売買単位100株)は19日の後場一段高となり、13時30分にかけて977円(76円高)まで上げて1月につけた年初来の高値946円を更新した。熊本県を中心とした同時多発地震を受け、18日付で九州工場の業務を一部停止すると発表したが、同日付でベトナム子会社の工場増築も発表し、期待が勝る形になった。

 業績は好調で、4月11日に発表した2016年2月期の連結決算は売上高が前期比56%増加し、営業利益は同3.8倍。地震の影響は避けられないが、18日付の発表では「本社・本社工場(広島県福山市)で代替生産、開発を行う予定」としたため、影響は大きくないとの予想がある。

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