【銘柄フラッシュ】システムソフトなど急伸し三菱3銘柄は大引け間際に下げる

銘柄

 18日は、三菱自動車<7211>(東1)が14時過ぎから燃費試験を巡り不正行為と伝えられて急落し、一時ストップ安の17.4%安となり、大引けは15.2%安と持ち直したが東証1部の値下がり率1位。この急落と歩調を合わせて三菱重工業<7011>(東1)も一気に軟調に転換し一時4.9%安。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)も次第に値を消して一時1.7%安となった。

 東証1部の値上がり率1位はさくらインターネット<3778>(東1)の20.7%高となり、システムソフト<7527>(東2)との合弁新会社発表などを好感。システムソフトはストップ高の48.1%高。東証1部の値上がり率2位はイソライト工業<7527>(東1)の15.3%高となり業績予想の増額修正などを好感。3位はネクシィーズ<4346>(東1)の8.9%高となり、旅行関連電子雑誌などを手がけるため、本日午後に政府観光局の訪日外国人旅客数などが発表のため期待が高揚との見方。

 神戸発動機<6016>(東2)は業績予想の増額などが好感されて14.3%高と急伸。プラッツ<7813>(東マ)は引き続き熊本県を中心とする地震の復興関連株との見方や中国でのネット通販事業への期待などが言われて4日連続ストップ高の22.1%高。ショーケース・ティービー<3909>(東マ)はクラウド型Webマーケティング支援サービスに関する最新の機能などを5月11日開催の「第10回Web&デジタルマーケティングEXPO(春)」に出展とされて17.4%高と年初来の高値。ロゼッタ<6182>(東マ)は伊勢志摩サミット関連株人気や研究開発の加速などが言われてストップ高の17.2%高。テラスカイ<3915>(東マ)はクラウド関連企業の子会社化などが好感されて年初来の高値6.4%高。

 パスポート<7577>(JQS)は昨日に続きパーソナルトレーニングジム「ライザップ」運営会社グループとの提携などが好感されて2日連続ストップ高の22.8%高。グラファイトデザイン<7847>(JQS)はカーボン技術を応用して軽快なドローン(小型無人機)を開発との報道などでストップ高の22.1%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る