シュッピンが決済方法の多様化など好感し戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■マイナス金利が拡大なら有利に作用するとの見方も

 シュッピン<3179>(東1・売買単位100株)は25日の13時にかけて7%高の1353円(87円高)前後で推移し、戻り高値を更新。1月初につけた年初来の高値1435円に向けて出直りを強める展開になった。カメラ・時計・筆記具・ロードバイクなどを専門のインターネットサイトを軸に買い取り販売し、手掛かり材料としては、パソコンやスマートフォンを通して夜中や休日でもすぐに支払いができる「Pay-easy」(ペイジー)を決済方法に追加導入して多様化したことなどが言われている。

 業績は最高純益を連続更新する見込みで、買い安心感がある。財務面では現状、有利子負債が利益剰余金を上回るものの、マイナス金利政策が拡大されるようなら有利に作用するとの見方もある。年初来の高値の水準に迫れば戻り売りが増える可能性はあるが、半年近く続いてきた下値モミ合いを抜け出す可能性が出てきたため注目されている。

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