【株式市場】金融政策「現状維持」と伝わり日経平均は一時637円安

株式

◆日経平均の終値は1万6666円05銭(624円44銭安)、TOPIXは1340.55ポイント(43.75ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加して31億5932万株

チャート14 28日後場の東京株式市場は、正午頃に日銀がマイナス金利政策の現状を維持と伝わり、円相場がそれまでの1ドル111円台から同109円前後へと急伸。ファナック<6954>(東1)が一段安で始まり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は一転、安く始まるなど、主力株が断層を形成するように下げた。このため、日経平均も前引けの243円高から一転100円安で始まり、小戻した後一段安となって大引け間際には637円75銭安(1万6652円74銭)まで深押しした。主な株価指数はすべて安い。

 中で、カワチ薬品<2664>(東1)は27日発表の3月決算と自社株買いが好感されて後場も高値圏で頑強に推移し、12時30分に3月決算を発表した日本ゼオン<4205>(東1)は一段高。13時に発表したアイシン精機<7259>(東1)、14時に発表したトヨタ紡織<3116>(東1)も急伸。UBIC<2158>(東マ)はAI(人工知能)に関する米国特許を好感して高値を更新し、山加電業<1789>(JQS)は好業績期待などで続伸。

 東証1部の出来高概算は増加して31億5932万株(前引けは11億4341万株)、売買代金は3兆1868億円(同1兆1894億円)。1部上場1950銘柄のうち、値上がり銘柄数は228(同1572)銘柄、値下がり銘柄数は1681(同273)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値下がり(前引けは31業種が値上がり)し、値下がり率の小さい業種は、水産・農林、小売り、空運、電力・ガス、化学、電気機器、情報・通信、などとなった。

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