【株式市場】NYダウの143ドル高など徐々に浸透し日経平均は次第に強含み一時67円高

株式

◆日経平均は2万2995円01銭(23円07銭高)、TOPIXは1677.72ポイント(5.06ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億8653万株

チャート4

 2月4日(火曜)前場の東京株式市場は、NYダウの143ドル高と円安が次第に浸透する印象になり、日経平均は取引開始直後の11749銭安(2万2854円45銭)を下値に持ち直し、11時前には67円11銭高(2万3039円05銭)まで上げた。パナソニック<6752>(東1)が第3四半期の減益にもかかわらず米国市場で7%高と高評価を受けたことなどが言われて高値を更新し、王子HD<3861>(東1)などの紙パ株は原料の一部になる古紙の市況安などが言われて高い。日経平均の前引けは23円07銭高(2万2995円01銭)となった。

テンポイノベーション<3484>(東1)が第3四半期決算の大幅増益と期末配当の増配を好感する買いに活況高。村田製作所<6981>(東1)は減益だったが期末増配と米国での値上がりが注目されて高い。JFEシステムズ<4832>(東2)は第3四半期までの利益進ちょく率などが注目されて高値を更新。フェニックスバイオ<6190>(東マ)免疫生物研究所<4570>(JQG)は新型肺炎の特効薬開発に絡むとされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億7447万株、売買代金は1兆370億円。1部上場2159銘柄のうち、値上がり銘柄数は1416銘柄、値下がり銘柄数は651銘柄となった。(HC)

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