日経平均急落、日銀緩和見送りで5日連続安、5日合計で約1600円下げ、1部市場の新安値100社、「荒れる2日新甫」も

株式市場

 大型連休谷間の5月2日(月)の相場は大きい下げに見舞われている。日経平均は前日まで4連続安で合計約905円下げていたが、今日は一気に691円安の1万5975円まで沈んでいる。今日を含め5日連続安で合計下げ幅は約1596円に達している。5月が、『荒れる2日新甫』に当っていることもあるようだ。

 日銀の追加量的緩和見送りで円相場が一気に106円台へ円高が進み、トヨタ自動車など輸出関連株中心にほぼ前面安。東証1部の新安値銘柄数は100社近くに達している。水素による神戸での都市発電が報道された川崎重工業(7012)も13円安の303円と軟調だ。

 去る、2月12につけた年初来安値1万4865円(場中値)にはまだ余裕があるが、これから芳しくない予想の1~3月の日本のGDP、3月期決算発表本格化が控えていることから安値攻防となる可能性も指摘されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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