【株式評論家の視点】ストリームは化粧品、健康食品が好調、今期36%増益、押し目買いに妙味

株式評論家の視点

 ストリーム<3071>(東マ)は、リーディング・カンパニーとして実績のあるインターネット通販事業のノウハウを、多角的な分野で活用することにより、事業領域を広げるとともに、それぞれの分野での新規事業を立ち上げている。インターネット通販事業では、独自開発したローコスト・オペレーション・システムにより、受発注はもちろん、在庫管理、価格決定、物流に至るまで、インターネット通販にかかる全ての行程を徹底的に効率化、合理化を図り、オリジナル・サイト「ECカレント」「イーベスト」「特価COM」を運営しているほか、「楽天市場」「Yahooショッピング」の各モールにも出店。中でも「ECカレント」は、米グーグル社から世界の優良ネットショップとして日本で初めて選ばれた5社に入るなど、日本におけるリーディング・カンパニーとしての位置づけを獲得している。

 同社の連結子会社である株式会社エックスワンにおいて、化粧品、健康食品を中心とした生活必需品の会員販売と、昨年「インバウンド需要」で収益が拡大した免税店での店頭販売は、好調に推移する訪日観光客の増加と人気のある日本製化粧品により、今期も売上増が期待できるほか、ラオックス株式会社の運営する免税店への店舗支援数も30店舗となり、売上の伸長を計画している。

 今2017年1月期第2四半期業績予想は、売上高が125億4300万円(前年同期比6.8%増)、営業利益が7700万円(同66.5%減)、経常利益が7000万円(同70.2%減)、純利益が6100万円(同69.9%減)を見込む。

 通期業績予想は、売上高が256億5100万円(前期比11.4%増)、営業利益が5億1300万円(同36.8%増)、経常利益が5億円(同33.0%増)、純利益が3億8800万円(同27.7%増)と続伸を見込んでいる。配当については、内部留保の充実を図るため、引き続き無配を予定している。

 株価は、1月4日の年初来高値186円から2月10日の年初来安値113円まで調整を挟んで3月3日高値167円と上昇。4月8日安値128円と売り直された後、26週移動平均線を上値抵抗線にモミ合っている。4月13日から「ECカレント」を総合オンラインストアAmazon.co.jp内の「Amazon マーケットプレイス」に新規出店。 掃除機、冷蔵庫などの生活家電をはじめ、パソコン、プリンター、オーディオ、カメラなど約92,000点を取り扱うことから、業績に貢献する見通し。無配継続を予定しているが、今期予想PER10倍台と割安感があり見直し余地はある。日柄調整が進み業績好調が確認されれば、リバウンド相場入りが十分視野に入る。ここからの押し目は中長期的な視点で買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)

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