清水建設が決算発表後一段高となり今期見通し保守的の見方も

清水建設 1803

■高水準の受注環境が続く期待

 清水建設<1803>(東1・売買単位千株)は11日の13時に2016年3月期の連結決算を発表し、一段高となって1026円(44円高)まで上げ、4月28日以来の4ケタ(1000円)回復となった。営業利益は前期比89%増加し、純利益も同78%増加した。

 今期・17年3月期の見通しは営業利益を0.7%減、純利益は9.6%増、1株利益は82円85銭としたため慎重に構える様子はあるが、決算短信の今期見通しの中に「高水準の受注環境が続くことが期待される」などとあり、今期の見通しは保守的に過ぎるとの見方がある。

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