日本新薬が欧州での承認など好感し今世紀の高値を更新

株式市場 銘柄

■売り残が買い残の3倍強に達し買い戻しが株高に拍車も

 日本新薬<4516>(東1・売買単位100株)は18日、大幅続伸の始まりとなり、取引開始後に5550円(270円高)まで上げて2000年以降の高値を約5ヵ月ぶりに更新した。17日付で、同社が開発してアクテリオン社(スイス)に導出した創薬が欧州医薬品庁の医薬品委員会から販売承認を取得したと発表。好感されている。

 今期・2017年3月期の業績見通しは5月12日の前期決算発表で開示し、売上高は前期比10%増の930億円、純利益は同34%増の85億円、1株利益は126.18円。また、信用需給をみると、売り残が買い残の3倍強の水準に達した状態。この状態で株価が高値を取ってきたため、買い戻しが増加して株高に拍車をかける可能性が言われている。

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