トヨタは1ドル・110円の円安効果は寄付だけ、次第安の展開、円安には素直に着いていけないとの観測

トヨタ 7203

 トヨタ自動車<7203>(東1・100株)は1ドル=110円台に円安が進んだものの寄付き高だけで次第に軟調な展開で10時30分にかけては28円安の5509円となっている。「円安もサミットまでではないか。その後は再び円高の可能性がある」(市場関係者)との観測で、素直に円安には着いていけないようだ。このまま、円安が進めば2017年3月期の4割減益幅は縮まる可能性があるだけに今後も円相場から目が離せない日々が続きそうだ。短期投資家はこのところ値動きが小さくなっていることから値幅狙いの妙味が薄くなっているという。

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