ラクオリア創薬が次世代の胃酸分泌抑制剤の特許を好感し後場急伸

株式市場 銘柄

■全世界で約2.5兆円に上る市場で大きなマーケットシェア期待

 ラクオリア創薬<4579>(JQG・売買単位100株)は25日の後場一段高となり、取引開始後に11%高の505円(50円高)まで上げて5月13日以来の500円台回復となった。25日付で「アシッドポンプ拮抗薬の日本における特許査定のお知らせ」を発表。好感買いが集まった。 

 発表によると、アシッドポンプ拮抗薬(P-CAB)は、胃酸分泌の最終段階を担う「プロトンポンプ」をカリウムイオンと競合的に阻害する、次世代の胃酸分泌抑制剤。全世界で約2.5兆円に上る胃酸分泌抑制剤の市場で、PPIあるいはH2ブロッカーに対抗して、大きなマーケットシェアを取ることが期待されるという。4月には別の新薬候補の件が材料視されて654円まで急騰したばかりのため、再度600円相場を期待する雰囲気がある。

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