10日(金)のNYダウ100ドル越えの続落、原油も急反落、1万8000ドル乗せで目先達成感

日インタビュ新聞ロゴ

チャート126月10日(金)のNYダウは去る8日(水)の1万8000ドル乗せが目先のフシとなって利食い売りが先行、この日は100ドルを超える下げとなった。2日連続安となったが合計下げ幅は約229ドルと直前2日間の合計上げ幅約250ドルをほぼ帳消しとした。来週はFOMCの利上げ問題が控えていることから引き続き利食い売りの出やすい地合いといえる。利食いを吸収して上値を追うことができるだけの新規の買いが入るかどうかが見所といえる。

ドルは106円後半、原油は48ドル後半に急反落した。

一方、10日(金)の日経平均は67円安と続落、2日合計の下げ幅は約229円。直前2日間の上げ分、約250円の約7割を消した。SQで10日の出来高は増えたが、SQ分を除くと依然、薄商いの状態が続いている。日本も来週、金融政策会合がありマーケットに対しビッグプレゼントとなるかどうか。日経平均のNYダウに対する乖離は▼1263ポイントと引き続き大きく日経平均の弱さが続いている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る