【株式市場】昨日の急激な円高の一服など好感され日経平均は一時340円高の急反騰

株式市場

◆日経平均の前引けは1万5685円66銭(251円52銭高)、TOPIXは1258.44ポイント(16.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億700万株

チャート3 17日前場の東京株式市場は、NY株式の6日ぶり反発や昨日の急激な円高の一服などが好感され、自動車株や精密株、機械株などに反発する銘柄が増え、日経平均は10時過ぎに340円73銭高の1万5774円87銭まで上げた。三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)などの大手銀行株も高く、日経平均の前引けは251円52銭高(1万5685円66銭)となった。主な株価指数はそろって高い。

 新規上場となったやまみ<2820>(JQS・売買単位100株)は豆腐や厚揚げなどの製造販売大手で、広島県の本社工場や滋賀県の関西工場などを拠点に九州から東海地区まで展開する。公開価格は1690円で、9時6分に公開価格の61円高の1751円で初値がついた。前引けは1680円。

 西松屋チェーン<7545>(東1)が業績予想の増額などを好感して活況高となり、富士通コンポーネント<6719>(東2)は新方式のタッチパネルが材料視されて連日急伸。上場2日目の農業総合研究所<3541>(東マ・売買単位100株)は17日、大幅続伸となり、9時30分には買い気配のままストップ高の2770円(500円高)。

 東証1部の出来高概算は9億700万株、売買代金は9044億円。1部上場1959銘柄のうち、値上がり銘柄数は1699銘柄、値下がり銘柄数は173銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る