関東電化が目標株価など手かがりに1年近く続くモミ合い離脱の兆し

株式市場 銘柄

■最高益圏をうかがう業績動向や中期計画などを評価し直す

 関東電化工業<4047>(東1・売買単位千株)は5日、再び上値を追う相場となり、10時にかけて1109円(74円高)まで上昇。2000年以降の高値を約11ヵ月ぶりに更新した。手掛かり材料としては、東海東京証券が目標株価を1100円から1380円に引き上げたと6月29日に伝えられたことがあり、最高益圏をうかがう業績動向や中期計画などを評価し直す動きがあるという。

 平成30年(2018年)9月に創立80周年を迎え、中期計画では平成30年度(19年3月期)の連結売上高を550億円(16年3月期の実績は約430億円)とするなどの目標を掲げる。ここ1年近く700円台から1000円台のゾーンでモミ合う横ばい相場が続いており、これを本格的に抜け出すようならモミ合い放れ相場に発展する可能性があるようだ。

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