藤倉ゴムは「マグネシウム空気電池」への注目再燃しストップ高

■数年前に4倍高の大相場あり9月発売との報道を機に値幅高の期待
 
 藤倉ゴム工業<5121>(東1・売買単位100株)は7日、取引開始後に一時ストップ高の474円(80円高)まで上げて急伸となり、10時30分にかけても13%高の445円(51円高)前後となっている。手掛かり材料としては、塩水を注入するだけで電池になる「マグネシウム空気電池」を9月発売と7日付の化学工業日報が伝えたことが言われ、次世代の防災用電池として注目されている。

 同社は、マグネシウム空気電池などを「第10回オフィス防災EXPO」(7月13日~15日、東京ビッグサイト)に出展する予定。同社株は2013年にマグネシウム電池の開発などを材料に動意を強め、とりわけ同年末から14年初にかけては400円台から1700円台まで4倍高の大相場を示現した。このイメージはいまだ健在のようだ。

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