【銘柄フラッシュ】サノヤスHDなど急伸しアドウェイズなどLINE関連株も後場動意再燃

銘柄

 13日は、昨日までの4日間で6割高となった任天堂<7974>(東1)が4.4%安と反落し、米国で人気拡大と伝えられる新スマートフォン向け位置ゲーム「ポケモンGO」について米国の議員が個人情報を巡り注文をつけたと伝わり上げ一服。一方、サノヤスHD<7022>(東1)は「ポケモンEXPOジム」が注目されて27.1%高の大幅続伸となり東証1部の値上がり率1位。また、モバイルファクトリー<3912>(東マ)は同じ位置ゲームの大手として連想買いの波及が強まり10.8%高の大幅続伸。

 「LINE」(ライン)<3938>(東1)の上場が7月15日に迫り、LINE関連株は前引けの段階でアドウェイズ<2489>(東マ)ネットイヤーグループ<3622>(東マ)GMO TECH<6026>(東マ)など安い銘柄が目についたが、後場は堅調に転じる銘柄が増えてアドウェイズが7.2%高、ネットイヤーグループは3.3%高、メディア工房<3815>(東マ)は4.1%高。前人気を享受する「露払い銘柄」として短期値幅狙いの思惑が。

 ジー・スリーホールディングス<3647>(東2)は11時頃に急伸して急落の荒れ模様となり、正午前に四半期決算を発表。結局20.0%高だったが何となくアト味の悪い相場との指摘が。神島化学工業<4026>(東2)は業績好調で1946年の設立から70周年になるため一層の増配などに期待する様子があるようで17.4%高。

 トランザクション<7818>(東1)は英企業との提携や電子タバコ事業への期待などが言われて24.4%高。アライドアーキテクツ<6081>(東マ)は同社サービスの導入事例としてカゴメ<2811>(東1)の「つぶより野菜」のFacebook広告によって「購買数3倍」など好感し24.3%高。AppBank(アップバンク)<6177>(東マ)は「モンスト」攻略サイトの回答数120万件突破などが好感されてストップ高の18.3%高。

 日本ラッド<4736>(JQS)は国際モダンホスピタルショウ2016(7月13~15日、東京ビッグサイト)への出展や信用規制の解除などが言われてストップ高の25.0%高。また、化粧品の相手先ブランド製造などの日本色材工業<4920>(JQS)は第1四半期の業績発表で通期の業績予想などを大幅増額したことが好感されストップ高の20.2%高となった。

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