【株式市場】対ユーロで円安進み天皇陛下関連株も動き日経平均は4日続伸

株式

◆日経平均の終値は1万6385円89銭(154円46銭高)、TOPIXは1311.16ポイント(10.90ポイント高)、出来高概算(東証1部)は20億5377万株

チャート13 14日後場の東京株式市場は、円相場が対ユーロで午前中の115円台から14時過ぎには117円台に入る急激な円安になり、キヤノン<7751>(東1)ファナック<6954>(東1)などが一段ジリ高傾向となり、日経平均も大引けにかけて本日の高値になる167円30銭高(1万6398円73銭)まで上げた。4日続伸。主な株価指数では東証マザーズ指数が小安い。

 後場は、天皇陛下が譲位のご意向と伝えられて動意づいた日本金銭機械<6418>(東1)が一段強含む場面を見せて活況となり、モバイルファクトリー<3912>(東マ)は引き続き任天堂<7974>(東1)の位置ゲーム「ポケモンGO」が米国で人気沸騰と伝えられ位置ゲーム関連株として連想買いが衰えずストップ高。フジタコーポレーション<3370>(JQS)は引き続き上場廃止の猶予期間を解除されたことが好感されて連日ストップ高。イマジニア<4644>(JQS)「LINE」(ライン)<3938>(東1)の15日上場に向けて前人気を集めたがLINE関連株の中には大引けにかけてダレ模様の銘柄も。

 東証1部の出来高概算は20億5377万株(前引けは10億1435万株)、売買代金は2兆4920億円(同1兆1609億円)。1部上場1967銘柄のうち、値上がり銘柄数は1119(同1293)銘柄、値下がり銘柄数は696(同502)銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、繊維製品、ゴム製品、非鉄金属、建設、石油・石炭、陸運、鉄鋼、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  2. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  3. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  4. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  5. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  6. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る