【銘柄フラッシュ】エスケイジャパンなど急伸し本日上場のLINEは公開価格の48%高で初値

銘柄

 15日は、引き続き任天堂<7974>(東1)が5日続けて東証全銘柄の売買代金1位を保ち、米国での「ポケモンGO」人気などが好感されて9.8%高となり連日の高値更新。ポケモンのアニメ制作で実績のあるイマジカ・ロボット ホールディングス<6879>(東1)は日証金から「注意喚起」指定を受けたが13.4%高の連騰。同じく「ポケモンEXPOジム」を運営するため急伸してきたサノヤスHD<7022>(東1)も品貸料の最高料率を通常の10倍に引き上げられたがストップ高の22.4%高と大幅続伸。

 東証1部の値上がり率1位はエスケイジャパン<7608>(東1)の32.4%ストップ高となり、四半期業績の黒字転換などが好感されて約1週間ぶりに300円台を回復。2位は一六堂<3366>(東1)の24.5%ストップ高となり、四半期好業績と自社株買いなどが好感されて2015年12月以来の400円台回復。3位はサノヤスHD<7022>(東1)の22.4%高。

 本日上場のLINE(ライン)<3938>(東1・売買単位100株)は10時36分に公開価格3300円の48%高の4900円で売買が成立し初値を形成。その後5000円まで上げて後場は売買交錯となり、大引けは4345円で初値を下回った。初値ベースでの時価総額は1兆290億円。

 DNAチップ研究所<2397>(東2)は7月12日に都内で開催のシンポジウムで「血中腫瘍DNA の動態病理」などの発表が脚光とされて6日続伸の10.8%高。

 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東マ)も第1四半期好調で通期予想などの増額も好感されてストップ高の27.3%高。AppBank(アップバンク)<6177>(東マ)は引き続きミクシィ<2121>(東マ)公認で運営する「モンスターストライク(モンスト)」攻略サイト&アプリへの反響が2週間で回答数120万件を突破と発表したことなどが材料視され大幅続伸の25.2%高。日本テレホン<9425>(JQS)は第1四半期(5~7)堅調との見方があるようで13.5%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る