上場2日目のデュアルタップは朝安のあと切り返し18%高

株式市場 IPO 鐘

■2000円割れの水準では株価低すぎ感

 上場2日目のデュアルタップ<3469>(JQS・売買単位100株)は22日、朝方の1881円(139円安)を下値に大きく切り返し、10時にかけて18%高(359円高)まで上げて活況となっている。投資用ワンルームマンション販売などを行い、今朝の2000円割れによってPERの割安感などが再認識されたようだ。

 2016年6月期の会社側の業績予想(連結)は、売上高が前期比15.8%増の69.84億円、営業利益は同19.9%減の4.08億円、純利益は同27.2%減の2.13億円、1株利益は254円37銭。

 公開価格は1110円。初日は公開価格1110円の2.3倍の2520円で初値がついたが、大引けは実質ストップ安の2020円だった。しかし、株価2000円でのPERは7倍台になり、さすがに2000円割れの水準では株価の低すぎ感が強まったようだ。

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