川崎汽船が5%高、カタールとのLNG長期契約など材料視、海運大手の中で値上がり目立つ

■イランからのエネルギー調達に不透明感が漂う中で期待する様子が

 川崎汽船<9107>(東証プライム)は4月17日、次第に反発幅を広げる相場となり、午前10時30分にかけて5%高の2055.0円(97.0円高)まで上げ、海運大手株の中で値上がりが目立っている。4月初に世界最大のLNG生産者・カタール国営エネルギー会社QatarEnergyとLNG船の長期定期傭船契約を締結と発表しており、イランのイスラエル攻撃を受けてイランからのエネルギー調達に不透明感が漂っている中で、注目材料として期待する動きがあるようだ。

 株価判断としては、10日、みずほ証券が目標株価を167円引き上げて2100円に見直したと伝えられた。同証券は、同時に日本郵船<9101>(東証プライム)の目標株価は300円引き上げて4100円に引き上げたが、商船三井<9104>(東証プライム)の株価は400円引き下げて4300円に見直したと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  2. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
  3. ■自律制御とフライバイワイヤ技術でパイロット不要、26年初飛行予定  ロッキード・マーティン(NY…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る