任天堂は本日の四半期決算発表に注目強まり下げ一服

ポケモン

■昨日つけた直近の安値を割らずに大商い

 任天堂<7974>(東1・売買単位100株)は27日、売買交錯の始まりとなり、朝方の2万3240円(350円安)を上値に10時を過ぎては2万2300円(1290円安)前後で一進一退となっている。本日、四半期業績を発表する予定のため、スマートフォン向け新ゲーム「ポケモンGO」を含む当面の展望などに期待が強まっている。

 同社は「ポケモンGO」の業績寄与については22日に「限定的」などと発表。また、この日、日本国内でも「ポケモンGO」の配信を開始開始したため、目先的な「出尽し感」などから、株価は25日ストップ安の急落となった。ただ、続く26日は下げ渋る相場になり、2万1700円を下値に「陽線」(始値より終値が高い)を示現。27日は、10時を過ぎてこの下値を割らずに売買交錯となっている。こうした値動きを見て「値幅調整」に一巡感が出てきたとの受け止め方もある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る