【話題株】マクドナルドが7月既存店売上25%超、ポケモンGO効果現れる

日本マクドナルドホールディングス 2702

 日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQ・100株)の7月月間売上は、既存店比較で前年同月比26.6%増となった。閉店が相次いだため全体の数字は下がるが、それでも22.2%増。客数9.8%増、客単価15.3%増と共に、4月以降で最も高い伸び率となった。

 7月は社会現象となったポケモンGOの影響に注目されがち。だが、マクドナルドは2016年に入り全ての月で前月比2ケタ増の売上回復をみせている。7月は、「1955スモーキーアメリカ」と「1971炙り醤油ジャパン」の懐かしい味を新メニューで投入。フリーWi-Fiの1500店舗設置も完了した。7月の伸び幅は、従来の回復基調にポケモンGOが上乗せされたかたちとなった。

 株価は7月4日終値3050円。7月中旬にポケモンGO関連として3875円まで上げた動きからは、落ち着いてきている。ただ、それまでカベとなっていた3000円を下回らず、上値を追う動きに安心感がある。

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