メディカル・データ・ビジョンは好業績など好感され上場来の高値に迫る

株式市場 銘柄

■PER高いがIT関連の好業績銘柄にはよくある現象との見方

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ・売買単位100株)は16日、10時30分を過ぎて8%高の2366円(176円高)まで上げ、昨日までの4日続伸に続き出直りを強めている。8日の取引終了後に発表した2016年度・第2四半期決算が好調で、12月通期の業績見通しは初の連結会計になるため前期比が表示できないものの、前期の単独業績比で売上高が24%増加、営業利益は7%増加する見込みとしたことなどが好感された。

 株価水準はPER100倍台になるが、こうした高PERはIT関連の好業績銘柄にはよく見受けられ、同社株の場合もこれが「健康体」との見方がある。上場来の高値は16年5月の2385円になり、業績が拡大傾向のため再び上値を追う相場に入る展開がイメージできるようだ。

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