【銘柄フラッシュ】ソケッツなど急伸し日本伸銅は銅地金3ヵ月ぶり高値と伝わり高い

株式市場 銘柄

 8日は、東証1部の値上がり率1位にシーイーシー<9692>(東1)が入り、第1四半期決算の大幅増益と第2四半期の業績見通し増額が好感されて後場はストップ高に張り付き18.5%高。

 2位はラサ工業<4022>(東1)の14.0%高となり、岩井コスモ証券が新たに注目して投資判断を開始し目標株価を4850円にセットと伝わり大幅続伸。

 3位はハウスドゥ<3457>(東1)の9.4%高となり、4日発表した新株発行は需給緩和要因だが、これによって調達する資金で優先株を全額償還させ、優先配当などの負担を解消させるため見直し買いが入った様子で大きく出直った。

 大盛工業<1844>(東2)は今7月期の業績見通しの増額修正が好感されて後場から急伸し、一時22.4%高まで上げて大引けは9.1%高。日本伸銅<5753>(東2)は銅の国際市況が3ヵ月ぶりの高値と伝えられ、後場一段と強含んで6.1%高。

 ソケッツ<3634>(東マ)は「同期歌詞情報自動生成システム」の開発発表が注目されて後場一段高となり一時ストップ高の20.4%高まで急伸し大引けも19.1%高。アルファポリス<9467>(東マ)は好業績を背景に6月末に予定する株式2分割への期待が再燃したとの見方で12.5%高。メディカルネット<3645>(東マ)は広島大学から発祥の医療ベンチャー、ミルテル社との提携発表を受けて9.6%高。

 ラクオリア創薬<4579>(JQG)は18.4%高。5月末、中国ZTE社グループのバイオ会社と進めている合弁会社の設立計画について、ZTE社が米国から経済制裁を受けているため遅延する見通しと発表したが、米国がZTE社への制裁を罰金14億ドルで解除すると伝えられ、合弁計画の進展に期待が強まった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る