22日のNYダウ259ドル高、12月29日以来の1万8000ドルに接近、ECBの量的緩和

ニューヨークダウ NY NY

チャート2 22日(木)のNYダウはヨーロッパの量的金融緩和を受けて259ドル高の1万7813ドルと急伸した。1万8000ドルに接近だが、終値で大台に乗せれば昨年12月29日以来となる。

 ECB(欧州中央銀行)が、今年3月から月間600億ユーロ(約8兆円)の国債等を買い上げる。

 アメリカ、日本に次ぐ量的緩和で停滞する景気を回復させる。アメリカは3度の量的緩和で景気が好転した。日本は13年春と14年秋の2度実施しているが、消費増税の影響もあってGDPは14年4~6月、同7~9月とマイナス成長となっている。2月に発表の10~12月がどのていど回復するか注目される。

 欧州経済が回復に転じれば日本からの輸出増加が期待される。

 なお22日のNN倍率は0.97倍(前日0.98倍)に低下した。

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